カルト集団と過激な信仰 アメリカの統一教会(サンクチュアリ教会)は、「鉄の杖」(自動小銃)で守ることを教是とする武闘派組織である
「カルト集団と過激な信仰」を観ました。世界各地に限りなく存在するカルト集団や新興宗教の数々。日本でも安倍元首相の暗殺事件で図らずも明るみに出た新興宗教。なぜ世に蔓延るのかそのヒントにもなる映像です。この事件に関係し、NHK党党首の立花孝志氏は2022/07/21ツイッターを新規投稿し、「私が統一教会についてあまり言及していない理由は、怖いからです」と述べている。これは公党の責任者がいう言葉ではない。国会議員を輩出する政党の発言としてはあまりに無責任だと思う。国会議員たるものその生命を賭して、国民の生命と財産を守るべきものであるにもかかわらずである・・・。
だが彼が恐れるのは恐れる理由があるのかも知れない。このように怖れを抱く状況自体をなくすことが社会にそしてとりわけ国会議員に要求される責務であろう。
歴史映画館が時代の節目となる出来事を画いた映画を発掘し、時代背景と共にお贈りします。今回は「カルト集団と過激な信仰」をお贈りします。それが何であれ、我々には、しっかりとその実態と正体を見極める義務がある。
このドキュメンタリーの映像は、以下の七部構成になっている。
- ネクセウム
表向きは自己啓発セミナーを開催するマーケティング会社だが、裏では女性会員に性行為を強要していたことが発覚し、カルト集団とも呼ばれるようになった。 - エホバの証人
キリスト教系の宗教。ものみの塔聖書冊子協会などの法人が各国にあり、ほぼ全世界で活動している。聖書の神エホバ(ヤハウェ)を信仰している。
1870年代に米国人・チャールズ・テイズ・ラッセルによって設立され、徹底的な聖書原文研究を行っている国際組織として知られている。聖書予言の研究も行っている。当初は「国際聖書研究者協会」という組織名だったが、後に聖書の神の名を人々に知らせるために「エホバの証人」に改称する。一般的に聖書教育活動で知られ、無料の個別聖書レッスン、オンラインレッスンを熱心に行なっている - 神の子供たち
- UNOI (英語名:Nation of Islam
Royal Jemkinsにより創設される、アメリカの極貧層家庭から児童を使ったカルト集団。犠牲になった多くは黒人児童だった。多くの子供たちを親から切り離し、劣悪な状況に住まわせ、無条件で、報酬もなく働かせ、搾取と収奪、児童虐待を繰り返す集団。
- 世界平和統一聖殿
これは今日本で最もホットな話題の一つである。 世界平和統一聖殿は世界統一教会の教祖の文鮮明氏の死後大きくは二つに分かれたが、その後継宗派として、文鮮明の七男の文亨進氏が後継者として指名され、サンクチュアリ教会を設立し過激な活動を展開している。この宗派は日本と同じようにアメリカにおいて集団結婚式を開催し、信者全員が銃で自ら防衛するという言わば一種の武闘派組織の体を成している。
- Twelve Tribes communities(十二使徒)
- FLDS
モルモン教の分派として、アメリカ西部の片田舎に信者だけの地域社会を構成するFLDS。一夫多妻を正とし、指導者を預言者だと信奉する教団だが、その指導者は児童婚により投獄された。
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映画データ
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ストーリー (この映像の要約は下記のとおりです。)
カルト集団と過激な信仰 第5話 物語はTeddy Hoseという元信者とやはり統一教会の元幹部であるサミュエル・パークという文鮮明の次男の語りから始まります。両者とも統一教会の中枢に近いこのにいた人でその辺りには真実性があります 。 彼らは統一教会の現状と実態をあからさまにしていきますそして彼らの恐るべき未来を明らかにして行きます。
妻の韓鶴子氏が組織全体の責任者となったが、「家庭連合幹部と母親韓鶴子女史が、後継権を奪い、韓鶴子女史が自ら教主となり、相続権を奪われた」と主張する七男の文亨進派と分裂した。
この第3話の中で統一教会は三つの組織に分かれており、その一つは、背景と見どころなおアメリカ政府はこのサンクチュアリ教会を教会としては認めず2018年にはヘイト団体としている。
- 文鮮明の妻であるパクチャーハン氏が、統一協会の中核組織を率いている
- 文鮮明の次男の プレストンムーンが巨額の資本資産を取り仕切っている
- そして文鮮明の7男である、ショームーンが統一教会の宗教的部分のサンクチュアリー教会を設立している。サンクチュアリー教会は「鉄の杖」(自動小銃)をその教義とし自動小銃で武装した平和軍を擁している。
アメリカでは多くの宗教団体が活動している。中には社会的に問題となり、犯罪やヘイト団体として糾弾されている宗教団体もある。アメリカのエミー賞受賞記者のエリザベス・バーガスが、信者ら関係者への直接のインタビューを敢行。宗教団体として、社会的に明らかになっていない部分に切り込んだインタビューは圧巻だ。我々も日ごろなかなかわかりにくい部分を目の前に広げてくれた企画として、大いに評価したい。
冒頭にも話したように今日本では自民党を中心とする国会議員と統一教会とも関係が大きく問題となっている。 何らかの関係を持った議員は与論の高まりを恐れ、関係をなかったものにしようとしたり関係を希薄なものにしようとしたり躍起になっている。 マスコミも統一教会の霊感商法に焦点を当てている向きも多いが、 この問題の最大のポイントは統一教会が『政教一致』の基本的見解を持ち、国会議員に働きかけを行っていることである。
すでに承知の通り日本国憲法では政教分離が基本的な原則として定められている。 個人の考えは自由であり 、憲法をどのように解釈し、改憲を信条とすることは自由ではあるが、そのことと 『政教一致』唱える宗教団体が国会内を自由に闊歩し国会議員に対しての働きかけを放任するということは大きな問題である。統一協会の問題をこのようには矮小化することは決してあってはならない。
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