2022年5月12日木曜日

「チェルノブイリ・ハート」:原発事故の恐ろしさ、核が戦争でなくとも人間の手に負えるものではないことを告発する

「チェルノブイリ・ハート」

アマゾンプライム「チェルノブイリ・ハート」を見た。見るに耐えない、しかし見なけれbならない
 原発事故の恐ろしさ、核が戦争でなくとも人間の手に負えるものではないことを告発する

 1986年4月26日、チェルノブイリ原発事故発生。それから36年後、今なお、「チェルノブイリ・ハート」:核汚染により心臓に穴が開く、この他水頭症、甲状腺ガンなど数々の疾病が発症しているチェルノブイリは告発する。
 
 原発事故を起こした責任を担うべき当のロシア政権は、再びウクライナのちにあってはならない惨禍で以て襲い掛かる!
 最高権力者プーチンはこのチェルノブイリ事故に何の責任も感じないのか。我々はロシア政府に対しその責任を果たすよう強く求めねばならない。なお1991年 ウクライナ・ソビエト社会主義共和国を「ウクライナ」に国名変更している


 映画の話の前に、チェルノブイリ原発事故がどのようなものであったかをウィキペディアではあるが、概括的にサーベイする。

チェルノブイリ原子力発電所事故

Chernobylreactor.jpg チェルノブイリ原子力発電所発電施設(2007年現在)

場所 ソビエト連邦
  旧 ウクライナ・ソビエト社会主義共和国 キエフ州プリピャチ
 (現: ウクライナキエフ州プリピャチ)
   日付 1986年4月26日 午前1時23分 (UTC+3)
概要 チェルノブイリ原子力発電所4号炉で起きた原子力事故
原因
  • 制御棒など根本的設計の欠陥
  • 運転員への教育が不十分だった
  • 特殊な運転を行ったために事態を予測できなかった
  • 低出力では不安定な炉で低出力運転を続けた
  • 計画とは異なる状況になったが実験を強行した
  • 実験のために安全装置を無効化した
  • 制御棒など根本的設計の欠陥
結果
 死亡者 33人(4,000人 (IAEA公式見解、異論有))
 負傷者 不明
 被害者 強制移住等:数十万人以上
 損害 爆発:チェルノブイリ原子力発電所4号炉
 放棄:チェルノブイリ、プリピャチ
対処 4号炉を石棺及び新安全閉じ込め構造物で封じ込め

放射性物質による汚染は、現場付近のウクライナだけでなく、隣の白ロシア共和国(現・ベラルーシ共和国)、ロシア共和国(現・ロシア連邦)領内にも拡大した。

放射能汚染処理義務所在:
1991年のソ連崩壊以後は、原子力発電所が領土内に立地しているウクライナに処理義務がある。
2018年現在もなお、原発から半径30キロ以内の地域での居住が禁止されるとともに、原発から北東へ向かって約350キロの範囲内にはホットスポットと呼ばれる局地的な高濃度汚染地域が約100か所にわたって点在する。ホットスポット内においては農業や畜産業などが全面的に禁止されており、また、その周辺でも制限されている地域がある。




映画の紹介
チェルノブイリ・ハート(字幕版) (40) 7.8 1時間 2011 PG12 2003年アカデミー賞(R)ドキュメンタリー短編部門グランプリ受賞。1986年4月26日、チェルノブイリ原発事故発生。その事故により大量に撒き散らされた放射能。それは、その後この地に生まれた子供達におおきな影響を与え、心臓に重度の障害を負った子供達が増大した。


映画データ
監督 マリオン・デレオ
ジャンル ドキュメンタリー
オーディオ言語 English

アマゾン・プライムのドキュメンタリー

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心に深く落とし込むこと
 ロシアのウクライナ侵攻の過程でチェルノブイリにロシア軍が入り、1時的に原子力発電所が占拠された。 このあいだ原子力発電所の破壊が心配されたが、ロシア軍が撤収後の調査により、大きな破壊を免れたようである、 しかしながらロシア軍はチェルノブイリの敷地内の汚染区域で素手で塹壕を掘り、塹壕の中での行動においても防護服等の対策はなされず、兵士は高濃度の放射能にさらされたままであったと言われている。
 これらの事実やチェルノブイリの原子力発電所における爆発の過程を見るならば、ロシアの国民が核施設に対する取り扱いが如何に杜撰なものであったかを思い知らされる。更にその発想が現在のロシア軍の中で核というものに対するぞんざいな取り扱いが今なお続いていることには慄然とせざるを得ない 。
 チェルノブイリの映像を見る限りウクライナやベラルーシにおいてはそれ相応の核の取り扱いがなされているように見えるが、ロシアにおいては、これら両国の認識との間に大きなズレがあるように思われる。
 これはいったいなぜなのだろうか。これはプーチンが核兵器を弄ぶかのように脅しに使っていることと無関係ではなく、 ロシア国民全体が核に対する恐れを知らない傲慢な認識に陥っているように思えてならない。





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