2022年5月30日月曜日

「日本沈没」:列島が消滅する!! 日本人の意識を漠然とした恐れから確信的な怖れに変えた映画

日本沈没

「日本沈没」を観ました。これは正確な意味では歴史映画ではありません
歴史映画館が時代の節目となる出来事を画いた映画を発掘し、時代背景と共にお贈りします。今回は「日本沈没」をお贈りします。

 これは過去に起こった出来事ではなく、将来起こるかもしれない予測を画いた映画です。日本が海の底に沈没するという超歴史的な予測で、しかも確信的予測だと思い取り上げました。


映画の紹介
 日本SF界の巨匠・小松左京原作。大ベストセラー小説の完全映画化。空前のスケールで描く、スペクタクル映画の原点!

 日本人の意識の上にあった、漠然とした恐れを具体的な形に可視化した画期的な映画。
 この映画から新しく何作か映画化がされていますが、やはりこの映画が最もインパクトが大きかったように思います。



 小説では、第2部が発表され、沈没した後「世界中に散らばった日本人」を画きます。



映画データ
監督 森谷司郎
出演 小林桂樹, 藤岡弘, 丹波哲郎 
ジャンル SF, サスペンス, ドラマ, 冒険, アクション
オーディオ言語 日本語

キーマンは田所博士だが、一作目では小林桂樹、 最新作は香川照之が勤めている。香川は存在感を出そうとし過ぎているが力不足。
 最新作は全体としてすべてが軽すぎる。目先の問題にバタバタとやっている感を出し過ぎ!! この記事はアマゾン・プライムを参考にしています

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ストーリー
 日本海溝直下の大規模な地殻変動により、日本列島のほとんどが海中に沈没するという驚愕の事態が予測された。それを裏打ちするかのように、各地の火山が噴火、M(マグニチュード)8以上の大地震が次々と発生。Xデーが避けられないと悟った政府は、諸外国に避難する国民の受け入れを要請する。1億の日本人は、どこへ逃れるのか?日本が沈んでいく!


背景と見どころ
 最近日本に関係すると思われる天変地異が様々報告されている。 まず日本は火山島であることから火山の爆発が心配されている。
  • 日本を取り巻くプレートの活動による地震が定期的に起こっている。 記憶の新しいのは2011年の東北大震災である。それ以前は1995年の阪神淡路大震災も記憶に新しい。これらの地震の発生の仕組みは全く異なるものである。 さらに南海プレート、東海プレートによる大地震の発生が今後30年の間に異常な確率で起こると言われている。
  • 南米のアマゾン川やアジアの密林地帯に見受けらる木材の無秩序な伐採。結果として炭酸ガスの蓄積異常に高くなっている
  • 地球温暖化による災害も大きな変動要因である。地球温暖化により台風が大型化、異常気象が頻発、線状降雨帯による豪雨の頻発、 世界各地の異常乾燥
  • 大規模火災の頻発
  • オゾンホール による紫外線の照射
  • ツンドラ地方の永久凍土が解凍され地下メタンガスの噴出、南極の氷の解凍による、海水の水位の上昇
  • ジャングル地帯の乱開発による各種ウイルス、病原菌の蔓延
以上全ての事柄の解明がなされていないにもかかわらず少なくともこの50年間最長でも100年間は見られなかった現象が今頻出している。



 日本を取り巻く環境は以上のような様々な要因以外に特に火山が多い。それに伴う地震も多い。また海洋汚染による様々な障害が引き起こされている。

この映画の警告によらずとも日本の自然及び国土の基盤が疲弊し脆弱になりつつあることは誰しも恐れていることである。 この映画によって何も解決するものではない。しかしながら我々の置かれた環境を真摯に反省し新しい手だてを講じなければ、この映画の示すように日本の国土は沈没の憂き目を見る事になるかもしれない。




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